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HIV基礎
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HIV基礎

ここではHIV/AIDSに関して極々基礎的なことを解説していきたいと思います。

〜HIVに感染してもAIDSではありません。〜

よくHIVとAIDSを同じ意味で捉える方がおられますが、そうではありません。
HIVとは <人(Human)・免疫不全(Immuno-deficiency)・ウイルス(Virus) > と呼ばれているウイルスです。 このウイルスが、予防なしでの性行為などで体内の血管に入りHIVに感染し、免疫力が低下する事で普段何の問題も無いウイルスや菌に感染してしまう状態。これがAIDSです。数値で云うと、CD4(免疫力)が200以下に成ると、日和見感染症(日本では23種類のAIDS発症指標疾患)に感染と、医師に診断されると、AIDS発症となります。 CD4が200以下に成っただけではAIDSとは云わない、医師より診断を受けなければAIDSとは云わないと言う事に成ります(日本ではですね)。 巷では同じような捉え方をされますが、全く意味合いが違います。

エイズ:AIDS (後天性免疫不全症候群)

〜HIVの感染経路と条件〜

ではどうすれば感染するのか、どうすれば予防できるのかをここで書いてみたいと思います。 HIVは主に

  • 予防なし(コンドーム不着用)のセックスやアナルセックス
  • 輸血
  • 出産による子供への感染
  • 麻薬の回し打ち
などが挙げられます。ではどうすれば予防できるのでしょうか。 もちろん麻薬などに手を出さないのは当然として答えは極々簡単であり難しいのですが、 正しいコンドームの着用正しい知識を身につける。 これに尽きます。(詳しくは後ほど触れたいと思います)

〜ではなぜコンドームの着用が難しいのか?〜

簡単なのになぜコンドームを使わないの?
こんな理由が挙げられると思います。

  • やっぱりナマ(コンドームなし)が気持ち良い
  • 相手にコンドームを着用してなんてとても言えない
  • 特定の相手としか関係を持たないから大丈夫だ
乱暴な言い方をすれば、やはりナマでやった方が気持ちいい、彼氏がコンドームを着用してくれない、断ったら嫌われる、私とだけしかしないから大丈夫!!と思われる方がいるかも知れません。 が、しかし考えてみてください。 その特定の相手が今まで性交渉の経験がないのであれば、説得力もあるかもしれませんが、そうでないことが圧倒的多数ではないのでしょうか?? その相手があなたと付き合うまえに過去に3人と付き合い予防なしの性交渉を持ったとしましょう。 またその過去にその3人が3人の人間と性交渉を持ったとしてまたその3人が3人と…と考えると途方もない数の人間とあなたが関係を持ったことと変わりはないと言うことです。 これでもまだ特定の人だから関係ないと言えるでしょうか?答えはNOです。 実際問題、特定の人間(彼氏、彼女、旦那や奥さん)などの身近な人間から感染したというケースが増えています。コンドームでの予防は自分の為でもあり、相手の方の為でもあるのです。 簡単であり難しいと言うのは、こういう背景があるからです。よく風俗に行ったから感染したかもしれない。 不倫したから。相手が外国人だからなど好き勝手におっしゃられる方がおられますが、
HIV感染の有無は、宗教、性別、人種、日頃の行い、年齢などは全く関係がありません。 (お気持ちは分からないでもないですが…)

ではどう状況になれば感染するのでしょうか。簡単に挙げると

  • HIVがあること…当然HIVがなければ感染しません
  • 感染に十分なHIVが体内に侵入すること
感染するためには十分な量のHIVが存在している必要があります。体液には次に挙げられる4つがあります。

HIVがたくさん含まれている体液とは、

  1. 血液
  2. 精液[注1]
  3. 膣分泌液
  4. 母乳[注2]
の4つだけです。その他の体液にはHIVが含まれていることはあっても、感染が成立するほどの量はありません。
[注1]
精子が出る前の透明な液(カウパー氏腺液:プリカム)に、感染にたる充分な量のHIVが含まれているかどうかは、いまだに議論の分かれるところです。直接体内(膣内・口内・肛門を含む)に入れる行為は避けたほうがよいでしょう。
[注2]
HIVを含んだ母乳でも免疫の弱い人が大量に摂取(赤ちゃんのように)しなければ感染の可能性は生まれません。

  • HIVが体内を流れる血管内に入る。
  • HIVがたくさん含まれている体液でも、皮膚についただけでは感染はしません。HIVが血管内に入ってはじめて感染の可能性が出てくるのです。

以上の3点がすべて揃ったときに、はじめて感染の可能性が生まれます。
これは注意して下さい。以上の3点がすべて揃っても、そこに生じるのは感染の可能性だけです。絶対に感染するというわけでありません。

〜可能性の話〜

よく巷では、HIVは感染力の低いウイルスであるからそう簡単には感染しないから大丈夫、可能性は1%くらいだからという言葉をよく聞きます。 私たちは数字の低さを出すのはあまり好きではありません。確かに肝炎ウイルスやクラミジアや淋病に比べれば感染力は比べ物にならないくらいに低いのは確かです。ですが低いというだけで、感染しないと言う事では決してありません。 1%であるからと言って、100回目の行為(HIVキャリアの方との予防なしの性交渉)で感染するとは限りません。一度の行為で感染してしまうことだってあります。ここを誤解して可能性が低いから大丈夫! などと意味を履き違えてしまい、誤解して安易に考える方がおられます。 数字で説明することを私が好まないのはこういう理由からです。

〜誤解して欲しくないこと〜

結論から言いますと、日常生活ではHIVは感染しません。具体的に書きますと、
せき・くしゃみ/理・美容院(レアケースだとは思いますがカミソリには注意が必要だと思います)/おしゃべり/握手/お金のやりとり/蚊・はえ・ノミ・ダニなどの昆虫/共同浴槽/トイレ/カラオケのマイク/プ−ル/シャワ−/吊り革・手すり/同じ食べ物をつつく/公衆電話/コインランドリ−/マ−ジャン/献血すること/抱き合う/同じグラスや食器を一緒に使う/楽器の共用/キス…etc. などです。

〜正しいコンドームの使い方〜

HIV感染経路はいくつかありますが、一番身近な性交渉からの感染について述べたいと思います。 性交渉での感染から予防する手段は唯一、正しいコンドームの使用と正しい知識しかありません。
では具体的に触れていきましょう

1. 初めから付けよう!!
よく使用は挿入するときだけと言う方がいます。が、予防はHIVに限った事ではありません。 フェラチオやクリニングスなどのオーラルセックスでもクラミジアや淋病の感染機会には十分に なりえますし、そのようなSTD(性感染症)に感染した状態での尿道などの粘膜は非常に傷ついており、HIVに感染する確率が跳ね上がります。
(最近の研究で、特に梅毒とHIV感染は相関関係があることが分かってきました)
2. コンドームの使用を習慣に
今では多くの人が、コンド−ムがエイズの予防に効果があることを<知識>として知っています。しかし、いくら正しい知識があっても、それが行動に結びつかなければ予防はできないのです。知識を司る理性はセックスの時には弱くなっていることが多く、またそれが普通です。ですから、予防は知識としてではなく、習慣として身についている必要があります。といっても難しいですよね??私たちもこれ!という方法があれば教えていただきたいくらいなのですが、やはり大事なのは、「自分の身は自分で守る」ということです。
3. 正しいコンドームの使用法
これについては私などが説明するよりこちらを見ていただくほうがよろしいかと思います。
http://homepage2.nifty.com/iwamuro コンドームの達人岩室先生のHPです。
分かりやすく解説がされております。ご参考に掲載させていただきます。

〜検査に行こう〜

風俗で、不倫などで不安行為をしてしまった。HIVに感染しているかも??もし感染していたら、生きていけない。頭がおかしくなりそうだ。巷で言うエイズノイローゼです。
不安だけど、検査に行くのが怖い。もし感染が分かったら生きていけないという人さえいます。そういう方々に私たちが送らせていただく二つの言葉があります。

検査は怖いが自分の体がどういう状態にあるか知らないほうがもっと怖い

だってそうじゃありませんか?それだけ治療ができなくなるし、知らない間に大切な人も感染しているかも知れないですよね?もし感染していたら?なんて感染しているか分かりもしない間から考えるの?と思いませんか?

弱気は最大の敵

プロ野球元広島東洋カープ炎のストッパーと言われた故津田恒美投手の言葉です。 私(たつ)は根っからの阪神タイガースファンですが、小学生の頃、このピッチャーの、打たれることを恐れない、打てるものなら打ってみろ!的な絶対に逃げない、強気でど真ん中直球勝負のピッチングに憧れたものです。 相手のバッターはストレートを投げてくると分かっていても打てません。それはなぜでしょうか? 津田投手は絶対に抑える。打者は津田が出てきた瞬間に打てないんじゃないか?と思う。 簡単に言えばやる前から気力で負けているのです。

確かに当時の津田投手のストレートは12球団の抑え投手の中でもトップクラスだということもあります。しかし絶対に抑える!と打てないわ。と思っているのとでは、どちらが勝つかは一目瞭然です。不安は不安を呼びどんどん深みにはまります。 感染不安の真最中の貴方は、パソコンの前で様々な情報を貪るように集め、その情報で一喜一憂しまた情報を貪る、その中で精神的に疲れ果てどんどん不安が拭い去れないようになっていく…私はこれの繰り返しでした。 こんな調子で、仕事も手につかない、イライラして発狂しそうになりパソコンに向かう。その時、たまたまテレビで津田投手の昔のVTRが放送されていました。このとき思いました。 逃げたらあかん。今こそなにくそ不安なんかに負けてたまるか!!と。私は風俗でのコンドームなしでのセックスでクラミジアをもらい感染不安に陥りました。 自分でやったことなんやから自分で責任を取るんや。不安なんかに負けてたまるか!!これが最終的な結論でした。 それからもやはり不安でしたが、今までみたいにネットで情報検索したりするのはやめました。しっかり寝てしっかり食べると生活を心がけました。 どうしても不安なときは、このHPのメンバーである、のんだくれえもんさんやしのびさん達とチャットをして不安を軽減させていきました。ネットは確かに便利です。しかしネットは良い情報正しい情報だけとは限らないということを覚えておいてください。 今はたくさんの機関で、検査ができる体制ができています。検査を受けることは、自分のためだけではなく、貴方の大事な人の為でもあります。心の整理がついた時、今なら行けると思ったときでOKだと思います。私も過去に4回ほど検査を受けました。やはり最初は特に怖かったです。検査結果をもらう直前は、家族の顔が浮かびました。でも検査しないほうがもっと怖いです。人間、ピンチになった時の最大の武器は精神力だと思います。 不安な気持ちは痛いほど分かります。しかしそれは自分でしか乗り越えられない、乗り越えなければならないのです。とにかく検査を!!

〜ウインドウ・ピリオド〜

抗原・抗体検査はウイルスなどに感染した後、血液中に産生される抗原や抗体を検出する方法であるため、感染後しばらくは、感染していることを検査で検出できない期間(ウインドウ・ピリオド)があります。抗原・抗体検査は、検査感度を高めると抗原や抗体以外のタンパク成分にも反応してしまう非特異反応が出るため、ウインドウ・ピリオドを短縮することが出来ませんでした。 核酸増幅検査(NAT)は、抗原や抗体ではなくウイルスを構成する核酸(DNAまたはRNA)の一部を100万倍以上に増幅してウイルスの有無を検出するため、非常に感度と特異性が高く、ウインドウ・ピリオドの短縮を可能にします。

日本赤十字社では1999年より血液の安全性向上を図るうえでエイズウイルス(HIV)、B型肝炎ウイルス、C型肝炎ウイルスについて特に有効なNATを世界に先駆けて導入しています。

《B型肝炎ウイルス検査》
検査方法:HBV DNA
▼ウインドウ・ピリオド▼
約34日
(抗原抗体検査 約59日)
 
《C型肝炎ウイルス検査》
検査方法:HCV RNA
▼ウインドウ・ピリオド▼
約23日
(抗原抗体検査 約82日)
 
《エイズウイルス検査》
検査方法:HIV RNA
▼ウインドウ・ピリオド▼
約11日
(抗原抗体検査 約22日)

〜検査目的の献血はやめよう〜

最近、新聞に載っていたのですが高校生の中で『献血でエイズウイルス(HIV)感染を検査できる』と誤解している高校生が約7割もいることを知りました!!ビックリです…。 『検査目的の献血はできません。』もし仮にHIVに感染していても検査結果は本人には通知していません。 絶対に検査目的の献血はやめてください!!!エイズウイルス(HIV)の検査は全国の保健所で無料〆匿名で検査を行っているので、保健所で検査をお願いします。m(--)m

↓こちらに全国の保健所がすぐにわかるサイトを紹介します。
http://www.hivkensa.com/
正しいご理解を皆様にお願いします。

〜他人事と思わないこと〜

よくエイズなんて特殊な人だけしか感染しないから大丈夫などと言う方がおられますが、違います。 HIVは誰にでも感染しうる身近なことです。決して対岸の火事ではありません。 先進国と言われている国の中でHIV感染者が急激に増加しているのは日本のみです。 今の日本では、風俗関係の外国人女性か男性同性愛者の病気だと思っている人が多いので、それ以外の人に広まる可能性があります。 それ以外の人、あるいはその人たちと関係を持った以外の人はほとんどが検査に行かないので、潜在化してしまうのです。

他人事ではない自分の問題として考えてください!!

日本におけるHIV感染者増加の背景には、日本人特有の事なかれ主義、臭いものには蓋という悪しき習慣といいましょうか、そういう風潮があると思います。 性教育はタブーだから全て学校任せで親は知らない振りをする。HIVは自分とは関係ない、自分達だってセックスするのにHIVのことは気にしないどころか、知識すら持ち合わせていないことからくる偏見や差別。 これがHIV感染者にとってどれほどダメージを与えるのか、同じ人間として許されない行為であるのかさえ認識していない馬鹿さ加減には、はらわたが煮えくり返る思いであり、こういう親こそやることをやる前にもう一回ちゃんと勉強しなさいと言いたいのです。もう一度言います。

他人事ではない!感染してようがしていまいが同じ人間です!!

今一度、タブーにしない、コンドームをする。他人事ですまさない目をそむけない。差別しない。 これがたつが考えるHIVに関して大事なことです。

以上